「自分の家族を治療できない医療者にはなりたくない」という基準が、技術と働き方をどうつなぐか

「研修制度が充実しています」「アットホームな職場です」
求人サイトを見比べていると、そんな言葉ばかりが並んでいて、結局どこも同じに見えてくる。そんな経験はありませんか。
技術が身につくかどうか、自分の考え方に合う職場かどうかは、うたい文句をいくら読んでも分かりません。むしろ、その院が「何を大切にしているか」という一つの軸を知ったほうが、働くイメージははっきりします。
私たちはればれ鍼灸整骨院が大切にしている考え方は、シンプルです。「自分の家族を治療できない医療者にはなりたくない」。
「家族に勧められるか」という問い
これは単なるキャッチコピーではなく、日々の判断基準そのものです。
たとえば、ある施術方法を勧めるとき。「この人がもし自分の親や兄弟だったら、同じ説明をして、同じ施術をするだろうか」を、まず自分に問います。
売上のためでも、その場を丸く収めるためでもなく、目の前の人にとって本当に必要かどうかで判断する。当たり前のようで、忙しい現場では意外と揺らぎやすい基準です。
私たちは、この基準を新人にも中堅にも同じように求めています。技術より先に、この問いに向き合える人であってほしいと考えているからです。
技術だけでは、この基準を満たせない
「技術さえ身につければ、いい治療家になれる」と思う方も多いかもしれません。
しかし、実際は少し違います。技術はもちろん土台として欠かせませんが、家族に勧められるかどうかを決めるのは、技術の高さだけではないからです。
- 説明を尽くしているか。分かった気にさせるのではなく、本当に理解してもらえているか
- 目の前の症状だけでなく、生活習慣や仕事の負担まで含めて見ているか
- 「今日はこれで十分」と妥協せず、必要な提案を先延ばしにしていないか
たとえば、同じ「肩が重い」という訴えでも、デスクワークが原因なのか、育児で抱っこが続いているのか、睡眠の質が落ちているのかによって、伝えるべきことは変わってきます。技術が同じでも、そこまで見て説明できるかどうかで、家族に勧められる施術になるかどうかが分かれます。
この3つは、技術の研修だけでは身につきません。日々の臨床の中で、先輩や院長から繰り返し問われ、自分でも問い続けることで、少しずつ自分の判断基準になっていきます。
働き方の話にもつながっている
この考え方は、施術のことだけにとどまりません。
自分の家族を治療できない医療者になりたくないというのは、裏を返せば、家族との時間や自分自身の生活を大切にできない働き方も、私たちが目指す姿ではないということです。
技術を磨くことに妥協はしませんが、それは無理な働き方を強いることとは別の話だと考えています。長く治療家としてのキャリアを重ねていくためには、目の前の患者さんだけでなく、自分自身の生活や将来にも同じ基準で向き合えることが必要だからです。
すべてを完璧にこなそうとするのではなく、今の自分に必要な学びや働き方を選び取っていく。そういう視点も、この考え方の延長線上にあります。
一緒に働く方へ
これから就職先、転職先を探す柔道整復師・鍼灸師の方には、研修内容や待遇と同じくらい、その院がどんな基準で判断しているかを見てほしいと思います。
私たちはればれ鍼灸整骨院では、「自分の家族を治療できない医療者にはなりたくない」という考え方を、日々の臨床の中で実際に問い続けています。完璧な院ということではなく、迷ったときにいつも立ち返る基準がある、ということです。
この考え方に共感できるかどうか、江戸川区船堀の現場で実際に働くスタッフの様子を見て、確かめてみてください。まずは一度、見学や面談でお話しできればと思います。

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