「組織は“感覚”では育たない。学びと再現性から成長する鍼灸整骨院マネジメントとは」

代表のこぼれ話

「感覚だけで組織は動かせない。再現性こそが、未来をつくる。」

先日、長門さん主催のオフライン勉強会に参加させていただきました。テーマは「抽象から具体へ」。私にとっては、自分自身と向き合う時間であり、これまでの学びが一本の線で繋がる、非常に意味深い機会となりました。

私は16年前に鍼灸整骨院を開業しました。当初はひたすら“技術”を磨くことに夢中で、感覚や勢いで患者さんに向き合い、一定の成果を出してきました。しかし、組織化を図り、スタッフを育てていく中で壁にぶつかります。

なぜ上手く伝わらないのか。
なぜ育成が思うように進まないのか。
なぜスタッフが定着しないのか——。

その答えを探す旅が、私の「治療家から組織リーダーへの挑戦」でもありました。

まず取り組んだのは、自分自身の“在り方”を見直すこと。アチーブメントで「理念とビジョン」を学び、アウェイネスで「感情と思考のマネジメント」を学びました。続いて、ラーニングエッジや平野さんのフィードバック講座で「言語化・具体化・再現性」の重要性を叩き込まれました。

そして現在、長門さんのマネジメントと羽田野式ハイボルトの研鑽を通して、治療技術と組織運営の両輪を、再びゼロから学び直しているところです。

改めて気づいたのは、私は「感覚」で成果を出すのが得意で好きな人間だったということ。だからこそ「細かい管理」「数値管理」「具体的なフィードバック」などのマネジメント業務を避けてきました。

けれど、それでは人は育たない。

今、私は幹部スタッフと共に、以下の4つを合言葉に取り組んでいます。

  • 抽象から具体へ

  • 感覚から言語化へ

  • 属人的から再現性へ

  • 技術だけでなく関わり方も言語化すること

例えば、羽田野式ハイボルトの施術は「感覚」だけでは伝えきれません。神経への刺激、疼痛の除去、インナーマッスルとの組み合わせ。その“理論と伝え方”を再現可能なマニュアルとロールプレイで組織に落とし込む努力をしています。

この取り組みによって、入社1年未満の新人スタッフでも、患者さんから「安心して任せられるね」と言っていただけるようになりました。

また、スタッフ一人ひとりが「自分の治療を言語化して説明できる」ことは、患者さんからの信頼にも直結しています。そしてなにより、彼ら自身が「自分の仕事に誇りを持てるようになる」変化を、私は目の当たりにしています。

これからの整骨院に必要なのは、私のような“スゴ腕”治療家ではなく、“成果を再現できるチーム”だと考えています。もちろん両方出来たら最高ですね。

技術と成果、両方手に入れたいあなたへ

もしあなたが「感覚だけで乗り切ってきたけど、そろそろ次のステージに進みたい」と感じているなら、私たちの取り組みは、きっとあなたの成長と未来の助けになるはずです。

長門さんからいただいたフィードバックで、今まで点だった学びが線になった。
これからは、その線を太くし、組織という「円」に育てていきます。

成長したい。仲間と学び合いたい。人に喜ばれる仕事がしたい。
そんなあなたと、一緒に未来をつくれる日を楽しみにしています。

tel:0356584976

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